
バッハが若い頃、イタリアから伝えられた協奏曲を多数チェンバロ・ソロ用に編曲いたしました。これらの編曲のうち、アレッサンドロ・マルチェッロ(1669~1747)のオーボエ協奏曲ニ短調を元に編曲をした、協奏曲BWV974 第2楽章アダージョは、現在でもグレン・グールドなどの著名なピアニストのレパートリーとして、しばしば単独で演奏されています。短調の曲ですが最後は、長調の和音で終わるところなど1708年の作品とは思えないくらい現代風な響きと内容の濃さは、この曲の魅力の虜となるでしょう。情感を込めて演奏をするにふさわしい作品です。
演奏時間 約4分20秒
伴奏音源の試聴 (約60秒)
価格 ¥500
*伴奏用音源MP3データとパート譜及びピアノ伴奏譜PDFのセット価格
*各楽器共通価格、税込
販売伴奏音源を使ったファゴット独奏デモンストレーション