
フランク・ブリッジは、ホルストやヴォーン・ウィリアムズらによる民謡に依拠した作風が20世紀初頭のイギリス楽壇の主流となる中にあって、同時代のヨーロッパ大陸のさまざまな新音楽(フランス印象主義、ロシア象徴主義、ドイツ表現主義)に触発されつつ、独自の音楽を貫いた作曲家です。このため存命中は、ベンジャミン・ブリテンの恩師としてのみ名を残すも、作曲家としては孤立し、ほとんど顧みられませんでした。しかし1970年代に忘れられた作曲家の一人として、その進歩性が再評価されるようになりました。彼の作品には、親しみやすくとても人間性の優しさを感じられるものが多数あります。
ピアノトリオの小品 第一番よりメヌエットは、本来はピアノ、バイオリン、チェロの構成となりますが、ピアノと器楽ソロで楽しめるよう編曲しています。シンプルですが、なんとも可愛らしい楽曲ですので、演奏をすれば明るい気持ちになる事でしょう。
演奏時間 約2分55秒
*原曲はト長調ですが、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアムは変ロ長調に移調しています。
伴奏音源の試聴 (約60秒)
価格 ¥500
*伴奏用音源MP3データとパート譜及びピアノ伴奏譜PDFのセット価格
*各楽器共通価格、税込
販売伴奏音源を使ったオーボエ独奏デモンストレーション