
ヘンデルは1685年ドイツ生まれで後にイギリスに帰化し活躍したバロック音楽の作曲家です。オラトリオ「メサイア(救世主)」の第2部最終曲の「ハレルヤ(Hallelujah)」(通称「ハレルヤコーラス」)はヘンデルの代表作とも言えます。「ハレルヤ」とは、 キリスト教やユダヤ教の言葉で、「神をほめたたえよ」 という意味の感嘆句です。 主に、 神様への感謝 や、 神の素晴らしさ を感じたときに発する言葉で、祈りの冒頭の言葉や、嬉しいときに用います。1743年、初めてロンドンで演奏された際、国王ジョージ2世が、「ハレルヤ」の途中に起立し、後に観客総立ちになったという逸話があり(現在では、史実ではないと考えられていますが)これは、かつて英国で全知全能の神を讃える歌が演奏される際には起立する習慣があったことによるとのことです。日本のコンサートにおいても聴衆が「ハレルヤ」で立ち上がるのは、この逸話に端を発しています。
*原曲はニ長調ですが演奏がし易いようヘ長調にて編曲しています。
演奏時間 約3分50秒
伴奏音源の試聴 (約60秒)
価格 ¥500
*伴奏用音源MP3データとパート譜及びピアノ伴奏譜PDFのセット価格
*各楽器共通価格、税込