バイオリニスト 子安和美さんにショパン「別れの曲」を実演いただきました。

ショパンのピアノの名曲をバイオリン独奏用に編曲

ショパンのエチュード(作品番号10-3)は「別れの曲」として冒頭のメロディは誰もが聞いたことのあるピアノ曲の名曲で知られています。しかし本当のこの曲の魅力は、激しい中間部など曲全体を通して聞かないと語れないと考えます。レント&ヴィヴァーチェではショパンの本当の魅力を感じていただきたく全曲を弦楽器、木管楽器、金管楽器、12種類の器楽用に編曲をしています。
今回、バイオリニストの子安和美さんに販売をしている楽譜とピアノ伴奏音源を実際に使って演奏をしていただき、皆様にもレント&ヴィヴァーチェの編曲の良さを感じていただけたらと思います。先ずは演奏をお聴きください。

レント&ヴィヴァーチェの編曲の工夫

1.演奏しやすい調(整)にする。

原曲が臨時記号の多い曲は、演奏者には悩ましいと思います。レント&ヴィヴァーチェでは、原曲の良さを損なわない範囲で調整を変えた楽譜にし、さらにサックスやホルン、トランペットのような移調楽器の楽譜も演奏しやすい調に変えています。レント&ヴィヴァーチェでは、演奏を楽しんでいただく事を最優先にしています。

2.楽器の特性に合わせた編曲にする。

楽器により音域が違ったり、高音が綺麗に響く楽器、中音部が綺麗に聞こえる楽器など楽器により特性が違います。同じメロディでも楽器によりフレーズを変える工夫をしています。

3.ピアノ伴奏を聴きながら弾きやすいように伴奏にも工夫。

発表会など本格的な演奏にもご利用いただけるようピアノ伴奏にはメロディのガイドは入れていません。 前奏のない曲には前奏を付け、またテンポ感を失い易い部分にはピアノ伴奏に音を加えたり、伴奏に合わせて弾きやすい工夫を凝らしています。

4.伴奏音源や楽譜にバリエーションも取り入れています。

エルガー「愛の挨拶」、マスネ「タイスの瞑想」ではチェロの楽譜は高音域中心にした楽譜と弾き易さを優先したオクターブを下げた楽譜の2種類をご用意し、ベートーベン「春」では、早いパッセージが多いため、テンポを4分音符=95のゆっくり目と4分音符=105の少し早めの2種類をご用意しています。演奏者が演奏レベルで選んでいただけるバリエーションをご用意している曲目もございます。
 
どの曲も気持ちを込めて演奏しがいのある名曲をそろえていますので、じっくり弾きこんで頂くと、さらに曲の持つ魅力を発見すると思います。是非、皆様も気に入った曲を選び、演奏の楽しさを再発見してみてください。
>>ショパン「別れの曲」販売ページはこちらから。
 

<<子安和美さんよりのメッセージ>>
この度はピアノソロが原曲であるショパンの名曲を演奏させていただきました。原曲 の素晴らしさは残しながらも、ヴァイオリンに合わせた調に移調してあるため大変演奏しやすかったです。ま た 収録されてあるピアノの伴奏音源の音質とアレンジは楽器を演奏しながらでもしっかり聞き取れるので、伴奏音に合わせて弾くことになりがちな従来のものとは違い、ピアノの音に乗せて自然に演奏することができました。
楽器の種類に合わせて演奏し易く調整をかえているので、ご自身に合った楽譜を選ぶことで、耳馴染みのある名曲を演奏して楽器を奏でる喜びや楽しさを実感し、クラシックをより一層身近に感じていただけると思います。
 
子安和美さんプロフィール
桐朋学園芸術短期大学芸術科ヴァイオリン専修卒業。在学中、定期演奏会、卒業演奏会に出演。また、学内オーケストラにてコンサートマスターを勤める。
千葉県少年少女オーケストラに10年間在籍。在籍中に、井上道義氏指揮による、「ドイツ・ブルガリア招待演奏会」に参加。 ストリングスメンバーとして、ピアニストGiovanni Allevi とイタリアツアー、東アジアツアー・銀座公演で共演。 インターナショナルマスタークラスのヴァイオリン講師としてタイ・バンコクに派遣。
フリー奏者としてオーケストラを始めアーティストサポートやイベント演奏等幅広く活動をするほか、ヴァイオリン講師として後進の指導にもあたっている。
これまでに、執行恒宏、海野義雄、重森慶子、鷲見健彰の各師に師事。